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JR篠ノ井線の姨捨駅の近くの傾斜地を下りると、眼下に何枚もの小さな棚田が広がる。 　ここは、江戸時代中頃から開田され、現在は、約2000枚（25ｈa）の棚田が現存している。この棚田のもつ機能や　眼下に広がる善光寺平と周囲の山々とでかたちづくる景観が美しい。平成11年、全国ではじめて棚田として国の名勝に指定された。また、「日本の棚田百選」にも認定されている景勝地である。 　夜には、千曲川の対岸にある鏡台山からのぼる名月とその月影を映す棚田は、「田毎の月」と呼ばれ、地域の人々に親しまれている。
今年一年、「棚田(姨捨)」の様子の移り変わりを、カメラを通して追ってみたいと思います。